現代期におけるデザイナーの性遍歴

ファッションデザイナーには同性愛者が多い?

結婚しているマイケル・コース

少し猟奇的な話をしてしまいましたので、少し気分を変えてまだ話題性としては明るい話をしていこう。同性愛者として公言しているデザイナーの中にはキチンとそのことを公にしながらも身を固めている人も存在している。どう精魂が認められている海外だからこその話題かもしれないが、日本ではそこまで馴染みのない話だろう。まず日本のマスコミやテレビ業界が取り上げるような話題ではないだろう。同性愛という焦点に定めた社会情勢などの情報が流れてくる事はあっても、それらに付随するよう結婚したという情報が流れてこない分、日本ではまだまだ社会的に同性愛というものには厳しい風当たりがあるのだろう。そもそも同性愛などという情報を流してしまうことで教育上悪影響を及ぼしかねないと考えている人もいるのだろうか。そう考えているのなら過保護すぎるだろう、むしろ社会にはそうした価値観を持っている人もいるということを教えつつ、差別せずに平等に接していくことが理想的だということを教えていくことが大事なのではないだろうか。ただそれも文化的に日本が同性愛に対して非常に厳しい見方をしているからかもしれないが、文化を知るという意味でもこのようなマイノリティに属している人々に対して寛容な気持ちを持つように心がけることの方が大事ではないだろうか。

そうした同性愛者の結婚と何かと話題を呼ぶことになる、それも著名人であればあるほどだ。俳優などの芸能人もそうだが、ファッションデザイナーにおいて同性愛者であることを公言している一流ブランドを発表したデザイナーでも尚のこと話題性は十分だ。そんな数年前にようやく長年より沿ったパートナーである人と結婚という形を結べることになった『マイケル・コース』もまた、そんな同性愛者であることを公言している中の一人となっている。ニューヨークにで結婚したという届出を出したそうだ。そんな彼の事情とファッションデザイナーとしての活躍を兼ねて紹介していこう。

デザイナーとしてのマイケル・コースとは

マイケル・コースもまたアメリカの同性愛者としては非常に有名なデザイナーとして活動しており、とりわけ彼のデザインしている商品の中で人気且つ有名なのは女性用スポーツブランドが、特に人気を有している筆頭商品となっている。日本でも彼がデザインしているスポーツブランド商品を着用している人がいるかもしれません。とはいえ、彼と紹介している辺りから既に理解していると思いますが、男性でありながら女性用服飾品を作り出していることは言うに事欠くほどのことではないでしょう。ここまで紹介してきたデザイナーは全て男性であり、そしてそんな男性の手から作り出されている女性ファッションはアメリカやヨーロッパなどデザイナーで名を広めたあとに世界中の男女に愛用してもらえるような、そんな一流ブランドへと進化を遂げている。デザイナーといってもその数は計り知れないほど存在していますが、やはりそういった人々からすればマイケル・コースといった大物デザイナーの存在は憧れであり尊敬なのだろう。

そんなマイケル・コースが本格的にデザイナーとして活動し始めたのは19歳のころにデザインの勉強を大学で始めたことから彼の歴史は始まる。その後1981年に有名百貨店にて婦人服のラインを立ち上げることに成功し、確かな業績とキャリアを積み上げることに成功する。その後人気女性ブランドの1つであるセリーヌにて初の婦人服デザイナークリエイティブディレクターとして就任することになる。この時点で男性用ではなく女性用の服飾を作りデザイナーとして確実にその地位を者にしていっていたというわけだ。1997年に就任し、それから2003年までの6年間の間でセリーヌを世界的人気ブランドとしてその名を広めた功績者として知られている方が業界にとっては有名となっている。日本においても10代から20代の女性には非常に人気の高いファッションブランドとなっているので、彼が生み出したデザインのファンは人種を超えて幅広く受け入れられたということだ。

その後ディレクターとして在任している最中の2002年には、ついに自身のメンズブランドも立ち上げて男女問わず着られる様な服飾品を作り上げていくことになる。メインブランドである『マイケル・コース』の他にも、次のようなブランドを展開している。

  • マイケル・マイケル・コース:婦人服の他にバッグや靴などを製作・販売しているブランド
  • コース・マイケル・コース:靴とジーンズなどを主に製作している

メンズブランドも立ち上げているが、彼の造るブランドの主力はやはり婦人服となっているのでそういう意味では先ほどまでに紹介したデザイナーたちと違っているのは、老若男女問わずといった商品展開ではなく、基本女性をメインターゲットとした商品展開を中心に活動していることだ。そうした活動の他にメーカーなどとタイアップすることでアイウェアや時計といった商品も製作しているなど、今でもその勢いは衰えることなく活動をしているのが、このマイケル・コースというデザイナーの現在の立ち振る舞いだ。

人としての生き様について

今回のテーマとなっている同性者が多いアメリカのファッションデザイナーということですが、マイケル・コースもまたその中の一人として非常に有名な一人となっている。しかも既に彼は3年前に挙式を挙げてパートナーと結婚していることも、当時はそれなりに話題を呼んでいたようだ。結婚がついに出来た事を喜んでいるところを見る限り、やはり至上の如く喜びを感じていたのかもしれない。

ここで気になることといえば、いくら同性同士の結婚となったとしても家族になることに変わりはない。では肝心の子供というのはどうなるのだろうかときになるところだ。さすがに男同士で妊娠までの過程に繋がるような技術も生物学的仕組みも確認されていないので、スペクタクルな展開などありえない。となるとどうするのかといえば、人工授精によるものか、もしくは養子として子供を引き取るかでするようだ。

実際マイケル・コースもパートナーと共に双子の子供を引き取って暮らしているらしく、その際にも興福の二文字が表情からこぼれていたとインタビューしていた人間は漏らしているそうだ。いくら同性結婚だからといっても、結局のところ最愛の人と一緒になれるというのは異性婚という通常の婚姻と変わりはないのだろう。

こうした幸せなマイケル・コースから作り出されるファッションブランドは、そんな彼の状況とデザインという仕事が調合することによってより女性達の人気を呼ぶことになるファッションを作り出しているのかもしれない。それはつまり、彼もまた同性愛者であることを包み隠さず活動しているデザイナーとしては同じ境遇の人々の心を少しでも和らげることができる存在なのかもしれない。

ファッションデザイナーには同性愛者が多い?